『保存すべき建物と、保存する程でもない建物の違い!』
神戸の塩屋にあった、「某洋館」は、ついに取り壊されました。
地元の一部住人が、「マンションが建つと、海が見えない!」と言って、
「洋館を壊さないで!」と、運動した様ですが、駄目でした。
神戸の「建築家」も、最初から「移築すれば残せる!」と、彼らに
教えていたのですが、彼らがそれを拒否したようです。
…そもそも、「保存すべき建物」とは、何でしょうか?
「古いから残すのでしょうか?」
この狭い日本で、「古い建物」を、全部保存したら、大変な事に
なってしまいます!
私が考える「保存すべき建物」とは…
「建築方法が、ユニークで、同じ様式の建物が、他に無い事。」
「その建物が、歴史の舞台になった事。」
「その建物が、周囲のランドマークである事。」
以上3点を同時に満たしている場合、保存すべきと、考えます。
「問題の神戸の洋館」ですが、これは、大正時代に建てられた、
和洋折衷の、典型的な洋館です。
もし、明治の建物ならば、「保存価値」があったでしょうが、
少し新し過ぎます。
また、この建物が「歴史の舞台」になった事も無く、「歴史上」
の人物が滞在した歴史もありません。
『その意味では、保存価値がない建物』と、言えます。
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