Quantcast
Channel: 欠陥建築バスターズ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1389

神戸の不合理な『洋館保存計画』で思う事!

$
0
0



『保存すべき建物と、保存する程でもない建物の違い!』



神戸の塩屋にあった、「某洋館」は、ついに取り壊されました。

地元の一部住人が、「マンションが建つと、海が見えない!」と言って、

「洋館を壊さないで!」と、運動した様ですが、駄目でした。



神戸の「建築家」も、最初から「移築すれば残せる!」と、彼らに

教えていたのですが、彼らがそれを拒否したようです。



…そもそも、「保存すべき建物」とは、何でしょうか?

「古いから残すのでしょうか?」



この狭い日本で、「古い建物」を、全部保存したら、大変な事に

なってしまいます!




私が考える「保存すべき建物」とは…

「建築方法が、ユニークで、同じ様式の建物が、他に無い事。」

「その建物が、歴史の舞台になった事。」

「その建物が、周囲のランドマークである事。」


以上3点を同時に満たしている場合、保存すべきと、考えます。




「問題の神戸の洋館」ですが、これは、大正時代に建てられた、

和洋折衷の、典型的な洋館です。

もし、明治の建物ならば、「保存価値」があったでしょうが、

少し新し過ぎます。


また、この建物が「歴史の舞台」になった事も無く、「歴史上」

の人物が滞在した歴史もありません。




『その意味では、保存価値がない建物』と、言えます。






『企業相談、交渉』は、ここをクリックしてください。→『欠陥建築バスターズのHP』


『一般の無料相談』は、ここをクリックしてください。→『欠陥建築バスターズのHP』


『不動産探偵ブログ』は、ここをクリックしてください。→『不動産コンシェルジュのブログ』


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1389

Latest Images

Trending Articles



Latest Images