『古民家の床下はこんなにいい加減なつくりです!』
そもそも、古民家は、深度5強までも耐える事はできません!
コンピューターを使った耐震診断そのものが、出来ない構造なのです。
よく見る、耐震診断は、柱と梁がくっついているものと仮定し、コンピューター
でモデル化した状態で判定します。
ですから、『目安』に過ぎない訳です!
この様な耐震診断は、『布基礎』に『土台』がボルトによってガッチリ
固定されている場合は可能です。
ところが、『古民家』と言うのは、沢庵石の様な、自然石の基礎の上に、
柱をのせただけの構造です。
そもそも、何の固定もされていません!
だから、深度5以上で倒壊してしまうのです。
では、『動的耐震診断』はどうか?
と言う意見もあります。
結論から言って、『動的耐震診断』でも、古民家の安全性の検証は不可能です。
この『動的耐震診断』と言うのは、現代住宅の様に、『破壊実験』をして、
データーのある住宅には有効ですが、『古民家』の『破壊実験』のデーターは
何処にも存在しないのです。
私は、実際の地震で、『倒壊しかけた古民家』を調査した事がありますが、
この古民家は、岡山県に存在し、『阪神大震災』の地震波によって、倒壊しか
けたのです。この時の、岡山県の震度は3しかありませんでした。
…それなのに、柱はタテに裂け、梁も大きく亀裂が入り、建物全体が傾斜する
ほどの被害を受けたのです。
世の中には、『古民家』の様なおかしなものを売って、大儲けしているヤカラ
がおります。
…彼らは、必ず、こう言います!
『古民家は丈夫です!』
嘘をいってんじゃないよ!!
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